ウインドファーム

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農薬不使用栽培 キムタン紅茶 ティーバッグ(2g×25個) [ネパール産]

価格918円(税込)

原産地:ネパール

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accessory商品紹介ITEM INTRODUCTION

ヒマラヤ山脈をかかえるネパールのキムタン農園から届きました

キムタン農園の山並みの風景

キムタン農園は、首都カトマンズから約95km行ったところにあるヌワーコット郡キムタン村にあります。

標高1,600m~2,000mに位置しており、高山特有の気候が高品質のお茶を作り出しています。


キムタン農園の地図


茶葉の等級はFOP(フラワリ―・オレンジ・ペコー)です

キムタン紅茶の茶葉

キムタン紅茶に使用している茶葉は、キムタン農園の春摘みの茶葉(新芽/ファーストフラッシュ)です。

新芽には「毛茸(もうじ)」とよばれる産毛が生えております。

まれに、「毛茸(もうじ)」がティーバッグの表面に付着していることがございますが、ご使用前に軽く振るって取り除いてからご利用ください。

この地域はダージリンに近いということもあり、茶葉の特徴もよく似ています。

茶葉が大きく、華やかな香りと自然な甘みが感じられるキムタン紅茶は、ストレートティーがお勧めですが、チャイにしても美味しいです。

栽培にあたって農薬や化学肥料は一切使われておらず、現在はネパールの有機認証であるNS認証の取得へ向けて手続きを行っています。


農園で茶葉を摘む人々


美味しいキムタン紅茶の飲み方

1.ストレートティー(1杯分)

  • 茶葉:3g(ティースプーン一杯)
  • お湯:150 ml (98度以上)
ティーポットに茶葉を入れ簡単に上からお湯を注ぎます。
1分〜2分、茶葉蒸らしながらポットをゆっくり回します。
その後、茶葉をこしながらカップに注いでできあがりです。
※蒸らし時間が長くなると渋みが出ますので、ご注意ください。
ハチミツや砂糖などお好みによって甘みを足したり、レモンを入れてレモンティーにしたりと、いろいろなアレンジもお楽しみください。


2.ネパールミルクティー(チャイ)1杯分

ミルクティーが入ったティーカップ
  • 茶葉 :3.5g(ティースプーン一杯)
  • ミルク:150 ml (98度以上)
  • シナモン:2g
  • 砂糖:3g
  • カルダモン:2個(カルダモンは少し潰します)
  • クローブ:2個
鍋にミルクを入れ、紅茶以外の全ての材料を入れて中火で火にかけます。
ミルクが沸騰して1分後に紅茶の茶葉を入れ、さらに1分煮出します。
その後、茶こしで濾すと、美味しいミルクティーが出来上がります。



ウインドファームスタッフ、スーザンが自信をもっておススメする「キムタン紅茶」

タマング・スーザン

2020年、ウインドファームに入社したネパール出身のタマング・スーザンです。

来日した時の夢は、日本でお金を稼いで豊かな生活をすることでしたが、日本で色々な方と出会い、少しずつ自分の考えが変わりました。

人生はお金だけではなく、周りの人たち、自然や生き物すべてに幸せがあるということに気づいたのです。

ウインドファームに入社して、フェアトレードや有機栽培、アグロフォレストリーについて学び、自分のできることから世界を変えようとしている仲間たちに出会うことを通して、ようやく自分がしたい仕事のかたちが見えてきました。

現在、ウインドファームで、ネパールと日本をつなぐ架け橋になるべく、日々仕事をしています。

現地で生産した有機栽培のものを日本に輸入し、ネパールで雇用の機会を増やすと同時に、日本のお客様に安全で安心できる商品を届けたいと思っています。

では、私がおススメするキムタン紅茶をご紹介します!



ネパールとキムタン農園

民族衣装を着たキムタン村のタマン族

ネパールは、中国とインドの真ん中に位置しており、多くの山に囲まれた自然豊かな国です。小さい国ながら、36以上の民族が住んでいます。

キムタン村にはタマン族が住んでいます。タマン族は、昔は馬に乗ってチベットとネパールの交易を行う民族でしたが、現在は多くがヒマラヤに暮らしています。

キムタン農園を始めたケルンタマンさんが、紅茶づくりを始めたきっかけは、1991年に世界的な紅茶産地として有名なダージリンへ見学に行ったことでした。

もともと紅茶が好きだったので、紅茶作りなら自分の村で、自然の中で家族と一緒に暮らしながら取り組めると思い、家族や親族15人で一緒に紅茶を作ることに決めました。

こうして、キムタン村で310坪の紅茶農園をスタートさせました。高齢になった現在、農園のことは息子のイサックさんに任せています。


イサックさんは、地域の人々に紅茶づくりを教えながらワークショップも行っています。キムタン農園は、キムタン村における初めての紅茶農園なので、そのお茶づくりを見学したいと周辺の村から多くの人々が集まります。

またイサックさんは、他の地域に出て、自分の作った紅茶を試飲してもらいながらいろいろなところへ紅茶を卸しています。この他イサックさんは、地域にある教会の若者グループの代表としても活動しています。

ネパールでは、外国へ出稼ぎに行く若者が多い中、紅茶を栽培する理由を尋ねると、イサックさんは、「家族を大事にしたいんです。この地域で出来ることをしながら、幸せな人生を過ごすことが一番だと思っています。」と答えていました。

イサックさんは、仕事がない若者に農園で働く機会を与えたり、アグロフォレストリー(森林農法)や有機栽培なども勉強しながら、美味しい紅茶を栽培しています。

キムタン農園の山並みの風景


キムタン農園独自の紅茶づくり

キムタン紅茶は、一般的な紅茶と違い、特徴的な紅茶づくりをしています。他の紅茶農園は、茶葉を収穫する時、若い新芽を全部摘みます。

しかし、キムタン農園では、枝から二組の葉っぱが出ている若い枝のみを収穫し、一組しか出ていない場合は摘まずにおいておきます。そうすることで、非常においしい紅茶ができるといいます。

また、他の紅茶農園では、茶葉を柔らかくするために電気ヒーターなどを使用しますが、キムタン農園は、炭火でその作業を行なっています。こうした炭火には、森の中で出た枯れ枝などを使っています。


キムタン農園で働く女性

キムタン村で紅茶を栽培することで、地域の女性たちにも多くの雇用機会がうまれています。 一般的にネパールでは、家族の一人(父親)だけが外で稼いで家計を支えています。その状況だと、日常生活で必要なものもなかなか買うことができません。

しかし、女性も仕事ができるようになり、子どもたちに教育を受けさせることができるようになりました。

キムタン村は、山岳地域のへき地とも言える村で、夏は首都のカトマンズから一日一台バスが出ていますが、村までの道路は舗装されていないため、梅雨の時期には雨と土砂崩れで道路が遮断されます。

こうした大雨や土砂崩れによって停電が引き起こされることもしばしばです。また、村では道路事情だけではなくネット環境もよくありません。

美味しい紅茶を生産できても、ネットによって市場開拓を行うことが難しいため、なかなか販売先を見つけることができません。

ネットが通じにくいことで、私もキムタン農園の皆さんとやりとりすることも結構難しいのですが、キムタン紅茶を日本で販売することで、生産者の方々の役に立てたらと思っています。

電話もなかなか繋がらないのですが、通じた時には皆さんの悩みなどをたくさん聞いて、紅茶を販売していくための方法などを一緒に考えています。




名称 紅茶
原材料名 紅茶
原産国名 ネパール連邦共和国
内容量 2g×25個
保存方法 直射日光・高温多湿を避けて保存してください。
生産団体 キムタン農園


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